【U17】森山佳郎監督「成長につなげるため」敗れた選手たちに要求したこと W杯終えて帰国

U-17W杯インドネシア大会から帰国した同日本代表森山佳郎監督

U-17(17歳以下)ワールドカップ(W杯)インドネシア大会で16強入りした同日本代表が22日、羽田空港に帰国した。

チームを率いた森山佳郎監督(56)は「強豪と言われる4つの、ポーランド、アルゼンチン、セネガル、スペインと3大陸でほんとに世界のトップを狙える国と、かなりやれたという手応えと、最後は、決勝トーナメントを勝ち抜けなかった悔しさっていうか、両方混在してる感じですね。特に今は悔しさの方が強い」と戦いを振り返った。

ポーランド、アルゼンチン、セネガルと同組に入り、2勝1敗の3位で1次リーグを突破。決勝トーナメント1回戦でスペインに1-2で敗れた。「残念でしたけれども、最後の最後まで諦めずに、いつもぶっ倒れるぐらい走れって言ってるんですけど、そんな状態まで選手が粘って戦ってくれたんで、本当に誇りに思います」とうなずいた。

3大会、同世代でチームを率いた。今回のチームは、発足時に主体性や当事者意識が薄いなどと言われていたという。「逆にかなりスタッフのみんなも、『これは成長したな』って見えるぐらいな違いです。自分で気づいて行動したり、チームメートのことを考えたり、普段から声かけあって、かなりまとまりがよくて、しかも戦える。前回の(U-17)ワールドカップでは、最後負けた試合とは戦えてないなっていう後悔があったんですけど、今回はもうほんと、みんな死力を尽くして、全力出し切ってくれた」と若きサムライたちの成長に目を細めた。

この悔しさを忘れないために、選手たちには、決意を紙に書いて、部屋に貼って写真を送るように要求したという。「感じたことをもう本気で自分の成長につなげる努力に変え変えて、具体的に変えていかないと、言うは易し行うは難しじゃないですけど、自分の成長につながらない。その時感じたことは忘れてしまうので、そこだけは忘れずにやってほしい。可能性は無限大だし、自分の努力次第では、いろんなものがつかむっていうところでは、もう本人次第だと思う」。U-17W杯の借りはU-20W杯やオリンピック、W杯で返すしかない。1人でも多くの選手が、次のステップで輝くことを願っていた。