【ドーハ2日=佐藤成】性加害疑惑報道により、アジア杯カタール大会の日本代表から前日1日付で離脱すると発表されながら、一転保留となっていたMF伊東純也(30=スタッド・ランス)の離脱が正式に決まった。当地で本人やチームに決定が伝えられ、日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長(66)も都内で表明した。選手たちの要望を受けて決定を覆し、再協議の末に離脱というドタバタ劇。後手後手の協会対応が、準々決勝イラン戦を翌日に控えた森保一監督(55)や現場を矢面に立たせる失態となった。女性2人から受けている刑事告訴の内容が、準強制性交などの疑いだったことも判明した。
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元東京地検特捜部副部長・若狭勝弁護士は、伊東の性加害疑惑報道をめぐり、起訴か不起訴かの結論が出るだけでも「1年以上かかる」との見通しを示した。
◆両者「裏表」の関係 告訴の事実が認められれば(伊東側の)虚偽告訴が認められないことになるし「性犯罪の告訴が認められない」となると、虚偽告訴が認められることになる。1つの事実をどう判断するか。性行為をした前提が(事実か否か)どうかということもあるが、仮に性行為自体を認めるのであれば、同意の下かどうか、が争点になる。性犯罪が認められるか、虚偽告訴が認められるかということだ。
◆伊東側の虚偽告訴 認められなかった場合、罪は重くなると思います。「根拠のない性犯罪の告訴」と訴えてのもの。性犯罪が認められるとなれば、「根拠がある」ことになる。情状としては(心証も)悪質になるでしょう。
◆今後 すぐ拘束されることはないと思いますが、事情聴取は当然されると思います。警察において性犯罪が「認められる」という動きになれば、出頭要請はあると思います。期間としては、まず起訴か不起訴かという結論が出るまでに1年以上かかるでしょう。一般的には、性犯罪で否認しているのならば、結論が出るまでに1年かかります。仮に起訴されて裁判となれば、その裁判が確定するまでには、今から2~3年はかかると思います。(談)