【日本代表】井原正巳さん31年前ゴールのウェンブリーでの再戦に「立ち位置が大きく変わった」

日本サッカー殿堂レリーフ贈呈式に臨んだ井原氏(撮影・足立雅史)

昨年8月に日本サッカー協会(JFA)の殿堂入りした元日本代表の井原正巳さん(58)が19日、千葉市内で殿堂掲額レリーフ盾贈呈式に出席した。

日本が初出場した98年のワールドカップ(W杯)フランス大会時に主将を務めるなど、国際Aマッチ歴代3位の122キャップを誇る「アジアの壁」。95年6月に、井原さんは日本代表の一員としてイングランド代表に挑み、0-1の後半17分にFWカズ(三浦知良)のCKに頭で合わせて一時同点とした。終盤にPKから勝ち越しを許したが善戦に持ち込んだ。

そこから31年の時を経て、日本代表は3月31日に、再び英国ロンドンにある聖地・ウェンブリー・スタジアムでイングランドと対戦する。井原さんは「自分も95年にウェンブリーでゲームをできたという思い出もありますし、その当時、森保監督もメンバーには入ってらっしゃったと思います。ピッチにはもしかして立ってないかもしれないんですけれども」と懐かしんだ。

当時、日本はW杯に出場したこともなかった。「日本代表がアウェーの地で(国際)Aマッチが組めるっていう風に、95年ぐらいから実際にそういうテストマッチができるようになった」と述懐。「95年の1月にはインターコンチネンタルカップっていうのがありまして、その後にアンブロカップがあって、イングランド代表とゲームをしてきたんですけれども、その頃はほんとにそういう海外でのAマッチっていうのがなかった時代で、実際どのようなゲームになるのかっていうのは本当にわからないまま遠征をしてたところはあります」と31年前の状況を説明した。

日本は98年から8大会連続でW杯出場を果たし、優勝を公言するまでに強くなった。「(当時は)W杯も出ていない時代でしたので、イングランドの方々も日本のサッカーというのはほとんど知らない状況でゲームをしていた中で、我々の目指すW杯に向けて試す機会だったと思います。でも、それが今はやはり8大会連続のW杯出場になって、日本の力というものもどの国の方も今はわかってる中でのゲームだと思いますし、その辺の日本サッカーの立ち位置が大きく変わったのかなっていう風には思っています」と感慨深げに話していた。