【日本代表】39歳長友佑都、最年長日本代表選出「魂見せた」メンバー発表9日前に肉離れから復帰

W杯北中米大会の日本代表に選ばれた東京長友佑都は「5」のポーズで写真に納まる(撮影・垰建太)

DF長友佑都(39=東京)が、アジア初の5大会連続代表をつかみ取った。10年南アフリカ大会から続く連続出場記録を更新。右ハムストリングス肉離れから復活しメンバー入りした。

この日は、16日の浦和戦に向けて東京・小平グラウンドで調整。練習後は「優勝」とだけ言い残した。クラブ施設で会見を見届け、名前が呼ばれると涙。約40分後に姿を見せると「ありがとうございます」。左手で、新記録の「5」のポーズを決めて笑顔を見せた。クラブを通じて「こんなに緊張したことはないというくらい緊張しました。感謝しか出てきません」などとコメントを発表した。

やはり鉄人だった。3月14日の水戸戦で右太ももを負傷。W杯メンバー入りへ危機的状況に陥ったが、大舞台を見据えてリハビリに励んだ。今月6日の千葉戦で途中出場。メンバー発表の9日前に実戦復帰を果たした。10日の東京V戦では、森保監督が見守る前で先発出場。主戦場の左サイドを上下動し、復調を印象づけた。「自分の魂は見せた。最後まで諦めない部分は絶対にW杯で必要。森保さんに届いているとうれしい」と願っていた。その思いは届き、当落線上から最後に滑り込みを果たした。

日本最多のW杯15試合に出場してきたベテラン。指揮官は「過去4大会の成果も課題もすべて知っている」と期待を寄せる。大舞台で戦う難しさを熟知し「プレーヤーとしても、コミュニケーションでもチーム全体に貢献してもらえる」。高強度のプレーを目の当たりにして「W杯基準を持っている」とコンディションに問題なしと判断した。

39歳8カ月での選出は日本史上最年長。22年カタール大会のGK川島永嗣の39歳7カ月を上回った。今回はフィールドプレーヤーで唯一の国内組。また新たな歴史を築いた。ただ過去4大会で目指したベスト8にはまだ届いていない。代名詞の背番号と同じ「5」回目で、新たな世界を目指す。【飯岡大暉、勝部晃多】

◆W杯5大会連続出場 DF長友は日本単独最多となる5大会連続メンバー入り。前回大会でGK川島永嗣、GK川口能活、GK楢崎正剛と4大会連続で並んでいた。世界的に見ても快記録となり、前回大会まで5大会連続は過去に8人。アルゼンチン代表FWメッシ、ポルトガル代表FWロナウド、メキシコ代表GKオチョアは今大会もメンバー入りが濃厚で新記録の6大会連続となりそうだが、5大会連続は前回大会まで北中米カリブ海のメキシコから4人、欧州から3人、南米から1人。長友はアジア勢では初の5大会連続。

【日本代表】W杯メンバー26人決定!負傷の三笘薫は選外、長友佑都がアジア初の5大会連続出場