【日本代表】長友佑都「日本で唯一無二の魂を持っているのは僕だけ」/一問一答

5大会連続W杯代表の長友佑都は「5」のポーズを決める

5大会連続W杯に臨む日本代表DF長友佑都(39=FC東京)が17日、都内で会見に出席した。

6月11日開幕の北中米大会に向けて「集大成」と意気込み、周囲への感謝も口にした。

主な一問一答は以下の通り。

-5回目のW杯代表

「アジア人初ということで、数字は光栄に思うんですけど、いつかまた超える選手、後輩たちが出てくるだろうなと。数字よりW杯で何を残すか。感謝と誇りはありますけど、W杯で優勝しないと何も残せない」

-W杯で勝ち上がるために必要なもの

「一番大事なことはチーム一丸となること、一体感。これがないといい選手が集まっても結果は出ない。自分の4大会の経験を生かせると思います。ピッチに出ても自分は勝負できると思ってますし、ピッチ外でも、長い1カ月以上の時間の中で日々いろんなことがあります。皆さんは知らないこととか日々いろんなことがある中で、自分はW杯の嗅覚(きゅうかく)を持っている。独特のにおいがあって、僕はそれを嗅ぎ分けて、空気がよどんでいるなと思ったらきれいな空気に浄化できる。空気清浄機みたいな役割も果たせると思います。自分がいることの意味、自分の存在価値はW杯を通してお見せできると確信しています。長友が入ったことによって賛否両論あるみたいなんですけど。W杯が終わる頃には称賛しかないでしょう。自信を持って、魂を持って、日本だけじゃなく世界を巻き込んで戦いますので、見といてください」

-どのような大会にしたいか

「集大成でしょうね。優勝して、僕の集大成を最高の形で終えたいなと思う。多分…。W杯後に何を言い出すか分からないので、自分でも今は想像できないですけど。現時点では集大成」

-今回のW杯で何を残したい

「悔しい経験もしてきましたし。特に(1次L敗退した14年の)ブラジル大会の時は自分自身も挫折しました。その経験があって自分も強くなれた。W杯で優勝していないので成功はしていないですけど、うまくいくチームとうまくいかないチームの雰囲気は分かっている。うまくいくための雰囲気をどう作るかも、自分の中では分かっている。優勝するために自分の経験すべてをチームに還元したい。前回も非常に熱い魂で自分は戦ったんですけど、今回はそれ以上熱い魂がある。皆さん魂震える準備をしておいてほしいなと思いますね」

-長友選手にしかできないことは

「日本で唯一無二の魂を、この強い熱い魂を持っているのは僕だけだと自分は思っているので。チームがうまくいかない時とか、雰囲気が悪い時に、自分のこの熱い魂とかエネルギーは必ずチームを前に向かせることができる。それは日本でおそらく僕にしかできないと自信を持って言えると思います。僕みたいな大きなクセを持っている人はなかなかいないと思うので、そのクセをいい方向に導けるように見ていてください」

-ブラジル大会でも優勝を掲げていて、今回も優勝を目標にしている。違いはあるか

「本田圭佑も優勝と言って、僕も優勝とは言っていたものの、実際にそれが心の底からそう思ってるかと言うと、そうじゃなかったなと思います。選手の質はもちろんあったけど、優勝するだけの実力は日本代表にはなかった。ただ、今回は優勝するだけの質を持っているし、プラス、チーム力も僕は持っていると思います。心の底から優勝できると信じて、優勝という言葉を言えているなと思います。僕だけじゃなくてチームメートもそうだし、森保さんはじめスタッフの皆さんも本気で優勝を狙って、心の底から出てくる言葉だと思います」

-代表選出当日にFC東京が流した涙の動画は反響が大きかった。長友選手の名前が呼ばれたタイミングではなかったが、涙の理由は

「異常なほどの反響があったみたいで。イタリア時代の友達、チームメートからもおめでとうと来たりとか。世界中に反響があったみたいなんですけど。でも、さっきも言いましたように、感謝1000%ですね。家族もそうだし、いろいろな人に支えられてここまで来ましたし、本当に苦しみながら、最後の2カ月は、正直けがもして、焦りや不安もありながらもギリギリの戦いをしていたので。その中でも支えてくれたたくさんの人がいたので、その人たちの顔が走馬灯のように出てきて、ちょっと感情的になってしまいました」

-FC東京には若くていい選手がたくさんいる。W杯に何回も出る選手になるためにどのようなことを伝えたい

「人に笑われるぐらい大きな夢を持って、どんな時もブレない強い信念を持って日々戦い続ける。それしか言えないですね。僕はそれでここまで来たので。カタールW杯の後、僕が次のW杯を目指すと言ったら結構な人に笑われたんで。僕は自分を疑ったことはないですし、信念を持ってここまで来られたから今の自分がいると思っています。ブレずに前へ進めということを伝えたいです」