日本代表の斉藤俊秀コーチ(53)が21日、千葉市内で取材に応じ、FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会に臨む心境を明かした。
開幕まで1カ月を切った。前回大会に続き守備担当コーチとして大舞台に挑む。「自分としては、前回よりは落ち着いている。平常心でいられているような気がする。前回の方が、コーチとしては初めてW杯に臨んだので、今回の方がいろんな流れ、これまでの流れも含めて、いい仲間にも恵まれて、いい準備ができている」とうなずいた。
「いい守備からいい攻撃へ」というチームコンセプトにおいて、自分たちから仕掛ける積極的な守備はチームの生命線だ。本大会で勝ち進む上で、その精度がカギになる。守備の基本方針について「自分たちのベースと相手の特長を掛け合わせる」と表現した。
相手を分析するテクニカルスタッフとの連携が重要になるといい「自分たちのペースがあって相手があって、そこでどうするという、いわゆるそこでやり方というか、対策が生まれて、あとはやっぱり試合当日までいろんな準備をした中で、試合当日にまたいろんなことが起きるという、その想像力を働かせるという、そのルーティンの繰り返し」とイメージを膨らませた。
目標は世界一。「やっぱり優勝するチームというのは大会中も成長していくチーム。そういった意味で、新しい景色をたくさん見ていって、これまでの経験と掛け合わせて、新たなものをイノベーションしていく」と少し照れながらも、はっきりと話した。