【日本代表】初W杯へ!最年少DF鈴木淳之介「ヘディング吸収したい」39歳吉田麻也に学ぶ意欲

帰国して取材に応じる日本代表の鈴木淳之介

最年少DFが“怖いもの知らず”でW杯に挑む。日本代表DF鈴木淳之介(22=コペンハーゲン)が23日、羽田空港に帰国し、6月11日開幕の北中米大会への思いを明かした。J1湘南に所属していた昨年6月に代表初招集。7月にデンマーク1部に移籍し、欧州CLでの7戦を含む公式戦36試合に出場した。代表初招集から1年未満でW杯行きを決めた22歳が、欧州での経験を大舞台で示す。

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真っすぐに、初舞台への思いを告白した。鈴木は「日本のために頑張る。チームの勝利に貢献したい」と力強く誓った。一方で、22歳の顔も見せた。開幕まで3週間を切り「ドキドキ、ワクワクです」と笑った。

驚きの1年のゴールは「W杯」だった。湘南で主軸に定着し、昨年6月に代表初招集。1カ月後には渡欧した。「いろいろなことを経験した1年で、思った以上に『やれる』という感覚があった。悪くない1年だった」。ファンが選ぶクラブ年間最優秀選手にも選ばれるほど、実力を高めた。

欧州CLで7試合に出場。バルセロナなど強豪と対戦し「上には上がいる」と実感した。技術の高い選手が組織的に戦い、スピード、フィジカルの違いも体感。「相手、雰囲気はすごくW杯に似ている。経験できたのはW杯につながる」と手応えをつかんだ。

代表では、わずか6キャップ。それでも当初の不安は消え去り「少しずつ自信が出てきた」と胸を張る。昨年10月、ブラジルに初勝利したピッチにも立ち、強力FWを抑えた。「あの試合は大きかった」とアピールに成功した。初招集から1年経たずに、W杯戦士26人に入った。「まさかここまで来られるとは想像もできなかった」と驚いた。

DF陣では最年少。若手ながら、チームを代表する覚悟もにじませる。MF三笘らけが人が相次ぎ「参加できなかった選手が少しでも喜ぶような形で終えられれば」と思いを背負った。

31日の壮行試合アイスランド戦には、DF吉田麻也(39)が追加招集された。「ヘディングが持ち味だと思う。自分はそこまで(得意)ではないので、吸収したい」と、W杯3大会を経験した元主将から学ぶ意欲を見せる。

伸びしろの大きな22歳。「怖いもの知らずだと思う。とにかく思い切りやればいい」。欧州で磨かれた若き力が、日本の原動力になる。【飯岡大暉】