6月に開幕するFIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会に臨む日本代表が25日、千葉市内で始動した。
この日は13人の選手がトレーニングに参加し、31日に行われるキリンチャレンジカップのアイスランド戦(MUFG国立)に向けて招集されたDF吉田麻也(37=LAギャラクシー)も軽快な動きを披露した。
代表活動は22年W杯カタール大会以来、3年半ぶりとなるが、DF長友佑都(39)とともに先頭を走り、メニューをこなしていくおなじみの姿で初日から存在感を示した。
今回の招集は、W杯メンバー発表後に受けた。スタッフから連絡があった際には「半信半疑」だったというが、森保一監督(57)から電話で「今まで日本のサッカーのために貢献してくれたことに対しての感謝の場としたい。チームに経験を伝えて欲しい」と話があった。「W杯準備の邪魔になるんじゃないか」と迷って一晩熟考し、長谷部コーチにも確認の電話を入れたというが、最後は主将も務めた代表への思いで決断した。「日本を強くしたいという気持ちでプレーしてきて、自分にできることはまだあるんじゃないかなというのが一番の決め手だった」。北中米大会で日本が輝くため、その重責を受けた。
「お客さんとして来ている訳じゃないし、W杯前の貴重な準備の時間に呼んでもらっている。このチームがW杯で勝つ可能性を1ミリでも、1%でも上げられるように、自分の持っているものを1つでも伝えていけたら」。帯同期間は6月1日までと長くないが、W杯の厳しさも知る37歳が、多くの知見をチームに落とし込む。