サッカー女子日本代表なでしこジャパン(FIFAランキング5位)は6日に南アフリカ女子代表(同58位)と対戦する。
5日は大阪・ヤンマーハナサカスタジアムで公式練習と会見が行われ、5月にコーチから昇格する形で就任した狩野倫久監督(49)は、指揮官としての初陣を前に「まずはこの1戦に我々の躍動感あるフットボールを出せるように、準備していきたい」と意気込みを語った。
27年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会に向けて再始動した新生なでしこのテーマは「世界一奪還」。その目標に向けて、狩野ジャパンは攻守にアグレッシブな戦いを目指す。「ゴールに向かう躍動感。ボールを持つ中で主導権を握っていきたい。守備においても主導権を取る。待ち構えるのではなく、ゴールを取るために奪いに行く。良い守備から良い攻撃に転じていく」。澤穂希らを擁して初Vを成し遂げた11年以来、16年ぶりとなる世界制覇へ、目指す姿を説明した。
指揮官としての初戦を、地元大阪で戦うことになった。高校まで枚方FCでプレーした狩野監督は「この試合がどこであれ、私となでしこジャパンの追求するところに変わりはない」としながらも、「第1戦目が大阪というのは非常に縁を感じる部分があるし、そういった地で自分のタスクをこなして勝利したい。自分の目指すべき目標に近づけるような活動、試合になるようにチャレンジしていきたい」と、故郷での白星発進に力を込めた。
元日本代表DF内田篤人コーチ(38)、元なでしこジャパンDF近賀ゆかりコーチ(42)が新たに加わり、GKコーチを2人にするなど“狩野色”も出して臨む注目の初戦。新体制での初戦で勝利を飾り、世界一に向けて最高のスタートを切る。【永田淳】