日本サッカー協会(JFA)は18日、欧州サッカー連盟(UEFA)とユース年代の選手育成と国際経験の機会促進を目的とした連携をスタートしたと発表した。
第1弾として、U-16(16歳以下)日本代表が、10月27日から行われるUEFA U-17欧州選手権予選の1組に入り、国際親善試合を実施する。
通常4カ国で構成される1次予選で、グループ13とグループ14は3カ国となっている。その場合、各節で1チームずつ対戦相手がいない休みの機会が生まれるため、そこを日本が埋める形となる。日本はグループ13に入るキプロス、ルーマニア、フェロー諸島と対戦。欧州選手権予選と並行して、日本戦のみ国際親善試合としてカウントされる。欧州選手権の公式記録にはならない。
宮本恒靖会長(49)の直談判が実った。昨年6月にUEFA本部があるスイスのニヨンを訪問。幹部に対して「公式の大会に呼んでもらえるようにしてほしい」と要望した。日本にとっては強化の場となり、欧州勢としては、日本人の若手タレント発掘の機会となる。指導者ライセンスの互換など、歩み寄りが進む中で、両者にメリットがあることを訴えた。
UEFAならびにグループの3カ国から承諾を得て、1年後に早くもU-16日本代表の派遣が決定。宮本会長は「やっぱり顔合わせてお願いすることで、より聞き入れてもらえる、そんなようなことにつながったかなという風に思ってます」と胸を張った。
他の年代についても協議は進めているといい、交流は活発化しそうだ。現場のコーチングスタッフからは大歓迎を受けた。現状、A代表に関しては特に議論はしていないという。【佐藤成】