U-19日本代表は25日、千葉市内で、U-20アジアカップ(杯)中国大会予選(8月24~9月7日、カンボジア)に向けてトレーニングを行った。
負傷者に代わって追加招集されたアビスパ福岡DF藤川虎三(たけぞう=18)は、猛アピールを誓った。
6月にはU-19日本代表の一員として、ワールドカップ(W杯)北中米大会のトレーニングパートナーを務めた。高校3年ながらトップ契約も勝ち取るなど、順調にステップアップしているが、本人は危機感を抱いている。6月の活動では同世代の米国代表やメキシコ代表とも強化試合を重ねたが、背後への対応や守備強度など、自分が強みだと思っていた部分で通用しなかったという。「まだまだうまくならないと埋もれていってしまう立場であるなと思っています」。
W杯にも出場したDF冨安健洋(27=クリスタルパレス)はクラブの先輩。自身は「冨安2世」と比較されることもある。「言われること自体はうれしいんですけど、その分ちゃんと冨安選手の価値を下げないぐらい自分が追いついていかないといけない。プレッシャーでもあるけど、あそこもしっかり常に意識しながらやりたい」と気を引き締める。W杯後にはクラブを訪れた冨安と話をする機会があった。敏しょう性を高めるトレーニングの仕方を聞くなど、貪欲(どんよく)に吸収しに行った。
6月に先輩が活躍するW杯を見て、出場したい思いはより一層強まった。今大会は、来年3月のU-20アジア杯中国大会、来夏のU-20W杯ウズベキスタン大会の予選を兼ねており、アンダーカテゴリーとはいえ、大舞台につながる重要な公式戦となる。「自分がどんどんトライしていかないといけないところ。そこで結果を出すことによって、日本だけにとらわれず、海外、国外からも注目される選手になるというのは選手一人として価値を上げる意味ではめっちゃとても大事なこと」と力を込めた。【佐藤成】