日本代表の森保一監督(58)が、フランス1部へ移籍した2人の代表選手に大きな期待を寄せた。
6日はノエスタでヴィッセル神戸-V・ファーレン長崎戦を視察。U-21日本代表監督で、来年のアジアカップ以降に指揮を執ることが決まっている大岩剛監督と隣り合って試合を見た後に、取材に応じた。
今夏、オランダ1部フェイエノールトからリールに移籍したFW上田綺世(28)には「5大リーグのフランスで活躍することはそんな簡単ではない。こういう世界というか、その基準の中に日本人のストライカーが点を取れるという評価を受けているのは素晴らしい。彼がこれまでやってきたことが世界トップ基準だというところは、日本人のサッカーに携わる者としてすごくうれしい」とコメント。新天地でのデビュー戦でいきなりゴールを決めたストライカーには「(相手の)強さはさらに激しくなってくると思うし、簡単に取らせてくれない戦術、フィジカル部分があると思うが、点を取り続けて欲しい」と話した。
リヨンへの移籍が決まったMF中村敬斗(26)には「もともと、その舞台にいてもおかしくなかった。彼の力をもってすれば、何ら不思議な移籍ではない」と期待。「フランスでもトップを走るようなクラブで、厳しい戦いが待っていると思うけど、ポジションを勝ち取ってまた成長して欲しい」と続けた。
また、負傷でW杯北中米大会のメンバー入りがかなわなかったMF南野拓実(31=モナコ)とDF町田浩樹(29=ホッフェンハイム)の復帰にも言及。「より高みを目指してチャレンジしてけがを負っていたし、そういう選手たちがまた元気にプレーできる環境に戻ってきたのはうれしい」と歓迎した。
9月下旬からはウルグアイ(Qスタ)ベネズエラ(Eピース)エクアドル(日産ス)対戦国未定(MUFG国立)と4連戦が続く。W杯後の初めての活動に向けて、指揮官は招集予定人数について「30人前後かなと思っている。イングランド戦のように前半組、後半組という分け方はしない予定でいる」と話した。【永田淳】