<愛知・名古屋アジア大会:日本1-0北朝鮮>◇26日◇準々決勝◇豊田スタジアム
U-21日本代表が、U-21北朝鮮を破って4強入りした。組み立てに優れた北朝鮮がボールを握り、対人の強さもあってゲームを支配した中、日本が1点を守り切った一戦。試合後、北朝鮮のリ・グァンチョン監督(41)は、まさかの笑顔で日本の大岩剛監督(54)と握手し、健闘をたたえ合った。
一方で、主将を務めたGKカン・ジュヒョクは、失点場面で闘志全開の猛抗議をしたり、鬼の形相で早々に引き揚げるようチームメートを促していた。
リ監督も、試合中は勝利への執念を燃やしていたとはいえ、現役時代、大岩監督と同じセンターバックとして日本のA代表とも対戦してきただけに、思わずリスペクトが表情に出たとみられる。
2010年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会にも出場したDF出身のリ監督。その笑顔に、Xでは「北朝鮮、プレーは荒いが普通に強かった。オーバーエイジのGKが試合後にブチ切れていたが、北朝鮮の監督は大岩監督とにこやかに握手していたのが温度差あってシュールだった」「北朝鮮の選手は随分とヒートアップしてたけど、監督は笑顔で日本側に握手しに行ってたのが印象的」などの感想が投稿された。
試合は前半39分、今大会初先発の日本FWンワディケ・ウチェブライアン世雄(21=オールボーBK)が北朝鮮選手と競り合って収めたボールを右足で冷静に決め、これが決勝点となった。