【日本代表】森保監督 堂安と塩貝巡る一部配信に苦言「事実でないことを取り上げて配信」

ベネズエラ戦の前日会見に臨む森保一監督(撮影・前田充)

日本代表の森保一監督(58)は27日、広島・Eピースで国際親善試合ベネズエラ代表戦(28日、同所)に向けた前日会見に出席し、メディアの報道姿勢に注意喚起を行った。

一部の配信メディアで、FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会の練習中に、MF堂安律(Eピースフランクフルト)が、FW塩貝健人(ウォルフスブルク)に対して威圧的な言葉で迫ったという内容が発信された。

森保監督は「会見の終わりの所で1つメディアの皆さまにお願いがあります」と切り出し、こう訴えた。「メディアの皆さんには報道の自由というところがあると思いますが、一部メディア配信で選手たちのことを取り上げて、かつ事実でないことを取り上げて配信されていて、それが選手自身に傷つくことになっているということをがありますので、ぜひ選手たちが傷つくような配信をやめてもらいたい」

堂安と塩貝の件だと明言し、「実際我々が練習をする時には、選手同士がぶつかり合うことがあります。でもその時も建設的なやりとりがありましたが、どちらかを威圧して汚い言葉を使って言ったかということはないですし、そういうところは控えていただきたいなと思っています」と否定した。

さらに「多くの日本人の人々、広く言えば世界中の人たちに見られるようになって傷ついているのかなとは思いますし、同様に選手たち全体もそういうことがあることに対して、みんな傷つくということにつながっている」と選手全体のメディア不信につながりかねないという懸念を示した。

最後に「こういうことが起こると、一部の方々のためにここに居られる皆さんに対して、選手が今非常に、できる限りのメディア対応をしながら皆さんにサッカーを発信していこうという姿勢で真摯(しんし)に向き合ってくれている中、選手に対するリスペクトが欠けていると思います」とし、「選手も皆さんにリスペクトを持って接していきたい、サッカーの発展を一緒に作っていく思いにもなっている中、その気持ちをそぐようなことはぜひやめていただきたいなと思っています」と伝えた。