【日本代表】彩艶セーブで15年ぶりPK戦勝利!全員成功5-4で堅守エクアドルとの激闘を制す

日本対エクアドル PK戦でエクアドルの3人目のシュートを止め、ガッツポーズを見せるGK鈴木彩艶(撮影・江口和貴)

<キリンカップ:日本0(5PK4)0エクアドル>◇1日◇日産スタジアム

日本代表(FIFAランキング17位)がエクアドル代表(同25位)を、PK戦の末に退けた。0-0から大会規定で即突入したペナルティーキック合戦

で鈴木彩艶(24=アストンビラ)が1本を止め、蹴っては全員が決めて5-4で勝った。

日本がPK戦で勝つのは2011年アジア杯カタール大会の準決勝、韓国戦以来15年ぶり。当時は2-2から突入したPK戦を3-0で制した。

この日は鈴木彩が主役に。3人目で左に横っ飛びし、グラウンダーのボールをセーブして「スタジアムを味方につけて勝てた。あとはチームメートがしっかり決めてくれて、勝ち切れて良かった。(チケット完売で満員の声援が)後押しになって1本、止めることができた」と納得した。

4カ国がトーナメント方式で争う大会の初戦。森保一監督(58)は9月28日のベネズエラ戦から先発10人を変更した。

【GK】鈴木彩

【DF】伊藤洋輝(27=バイエルン・ミュンヘン)板倉滉(29=ボルシアMG)瀬古歩夢(26=ルアーブル)

【MF】田中碧(28=リーズ)佐野海舟(25=マインツ)堂安律(28=アイントラハト・フランクフルト)中村敬斗(26=リヨン)久保建英(25=レアル・ソシエダード)鈴木唯人(24=フライブルク)

【FW】谷村海那(28=横浜F・マリノス)

大歓声を浴びたのは、この日産スを本拠とする横浜の谷村。JFLからJ3、J2、J1、そして日本代表に上り詰めた28歳が代表初先発を果たした。

その中で日本は序盤、軽傷から先発復帰したGK鈴木彩の、プレミアリーグでも通用するロングフィードでチャンスを創出。鈴木唯のミドルや、堂安の右クロスに合わせた谷村のヘディングなどで攻めたが、枠を捉えられなかった。

谷村は前半33分にもシュート。左足で放ったものはGKに阻まれ、その前に自身のオフサイドでもあったが、これが前半最もハマを沸かせた場面となった。

しかし、無得点。後半開始と同時に谷村が下がり、FW上田綺世(28=リール)が登場。第3次の森保ジャパンで2戦3発の大エースが投入され、点を取りにいった。

ただ、今夏のワールドカップ(W杯)北中米大会で日本と同じ32強のエクアドルの堅守は想像以上だった。欧州王者パリ・サンジェルマンで主力のDFパチョ(24)らが先発。W杯南米予選で18試合5失点の鉄壁に、日本も快足の切り札MF伊東純也やFW前田大然、MF鎌田大地ら主力を次々と投入したが、得点を奪えなかった。

一方でゴールも許さない。「セコム」の愛称も付いて、この3試合で一気に守備の大黒柱に成長した感のあるDF瀬古が立ちはだかり、スコアレスの0-0で90分間が終了。決着はPK戦に委ねられた。22年W杯カタール大会の決勝トーナメント1回戦クロアチア戦以来のPK戦となったが、敗れた悔しさを払拭。日本は上田、鎌田、伊藤、相馬勇紀、前田大然の全5人が決め、鈴木彩が3人目を止めて勝利を収めた。

森保監督も「PK戦ということで、勝負にこだわった選手たちは素晴らしい。本当にいい相手で、W杯基準で試合ができた。この高強度の中で何ができるか、感じたところ。経験を糧に成長していきたい」と興奮冷めやらぬ中で、手応えを示した。

森保ジャパンは9月24日のウルグアイ戦(宮城)に3-1、ベネズエラ戦(広島)に2-1で勝利していた。5日の決勝(MUFG国立)ではニュージーランドと対戦する。

【日本代表】W杯32強エクアドルと対戦 板倉滉、中村敬斗らスタメン/ライブ速報