<愛知・名古屋アジア大会:日本0-1韓国>◇3日◇決勝◇豊田ス
サッカー男子は3日、豊田スタジアムで決勝が行われ、U-21日本代表がU-23韓国代表に0-1で敗れた。3大会連続の銀メダルで4大会ぶりの奪還を逃した。来年3月からA代表を兼任する大岩剛監督(54)は、前回大会に続いて2歳上+オーバーエージ招集の宿敵に屈した。
◇ ◇ ◇
試合終了間際の笛が鳴ると、大岩監督は頭を抱えて立ち尽くした。「我々のスタイルはしっかり出せた試合だった。結果、負けているので、非常に悔しい試合でしたが」。4連覇を喜ぶ韓国を横目に唇をかんだ。
悔しい3大会連続の銀メダル。準決勝ウズベキスタン戦からスタメン10人を入れ替え、宿敵韓国に挑戦した。32年ぶり自国開催の決勝で終始ペースこそ握ったが、後半16分に一瞬の隙を突かれて先制を許す。MF石井のポスト直撃シュートなど攻め返したが、ゴールをこじ開けられなかった。
意地は見せた。28年ロサンゼルス五輪への強化策で21歳以下で編成した中、大会規定通りの23歳以下かつ24歳以上のオーバーエージも3枠をフル活用してきた韓国に真っ向勝負。互角以上と言える戦いを演じた。
大会を通じてもGK小林を除く22人を起用するなど総力戦で勝ち上がった。大岩監督は決定力不足を認めつつ「若い選手たちが一戦一戦、しっかり成長してくれた」と評価。2年後、ロス五輪本番で金メダルを取るための準備を進める。「個人として、チームとしてもこの大会の悔しさをしっかりと次の我々の目的にとつなげていきたい」と言葉を絞り出した。【佐藤成】