浦和MF柏木陽介(28)が、1月1日の天皇杯決勝G大阪戦への強行出場も見据え、最後の調整を行った。

 29日の同準決勝柏戦で左ひざを負傷し、途中交代。31日は前日に続き、チームの全体練習には参加しなかった。それでも終了直前にグラウンドに姿を現し、ピッチ外周をゆっくりと走った。

 「明日、出場を目指すために走った」と柏木。途中でペトロビッチ監督に呼び止められ、話し込む場面もあった。「すごく痛い。ずっと痛い。膝を痛めた経験がないので、より痛い。痛み止めを飲んでも痛いと思う。でも日に日に良くなっているのはある。こうやって動いてみたし、ぎりぎりまで粘ろうかなと」と語った。

 今季はチームでMVP級の活躍をみせ、復帰した日本代表でも先発の座を勝ち取った。そんな1年を「今年1年、第2のサッカー人生が始まったようなもの」と振り返る。さらなる飛躍が期待されるだけに、無理をして来季に響く事態だけは避けたいところ。それでも「出たい気持ちは強い」と言い、ランニング終了後も最後までクラブハウスに残り、治療につとめていた。