今季からJ3相模原に移籍した元日本代表GK川口能活(40)が8日、本拠地の神奈川・ギオンスタジアムで行われた秋田戦で、J3デビューを果たした。

 3月の開幕直前に左足首を負傷し、約2カ月遅れの初出場。練習試合など実戦を行わないままのぶっつけ本番で、公式戦は昨季のJ2岐阜での11月23日の福岡戦以来、約半年ぶりだった。前半3分にクリアミスからFKを与えて先制点のきっかけをつくったが、2点ビハインドから追いつく展開で勝ち点1を獲得。「0-2から選手全員で戦った結果」と話した。薩川監督は「負けない(川口)能活は何か持っている」と舌を巻いていた。