磐田のU-19日本代表エースFW小川航基(18)が4日、ブラジルでの経験を語った。リオデジャネイロ五輪代表のトレーニングパートナーとして11日間、チームに帯同され今月2日に帰国。小川はこの日、磐田市で行われた次節東京戦(6日)に向けた全体練習に合流し、「世界との差を感じました」と率直に話した。

 7月30日(現地時間)に行われたブラジル五輪代表との試合(0-2)に、後半32分から途中出場。FWネイマール(24=バルセロナ)と相対し、股抜きされる悔しさも味わった。「結果を出したり、何かしらを残してきたかった」。

 1年目の今季、リーグ戦ではベンチ入り1試合のみ。リオ五輪の雰囲気を体感したことで刺激も受け「いい経験をしてきて行動に移すことが大事。4年後、どんな選手になっているか。まずは磐田で試合に出て、経験を積みたい」と、20年東京五輪出場への決意を口にした。【保坂恭子】