ジュビロ磐田は決定力不足が響き、7試合ぶりの敗戦を喫した。

 1点を追う後半から、システムを3バックから4バックに変えて主導権を握った。同30分にショートカウンターからFW川又堅碁(28)が左足で狙ったが、シュートは相手DFが阻止。同31分にもカウンターからMFアダイウトン(26)が抜け出したが、相手GKとの1対1を決めきれなかった。後半だけでシュート8本を放つも無得点。20試合ぶりの完封負けとなった。

 それでも、名波浩監督(44)は「後半は前を向いたプレーが増え、ゴールに向かう回数も多かった。一から出直すのではなく、これを継続していきたい」と残り2試合を見据えた。