日本サッカー協会の川淵三郎相談役(81)が28日、茨城・鹿嶋市で行われた「鹿嶋市オリンピック・パラリンピック教育推進事業 JFAこころのプロジェクト夢の教室 協定調印式」に出席した。

 同協会が主体となって、各自治体の小学、中学にアスリートを送って授業を行うもので、同市の小学校12校、中学校5校対象に2年間、授業を実施する。調印式で川淵氏は、日大の悪質タックル問題に触れ「フェアプレーのことを口にするけれど、スポーツマンシップを大事にすれば、フェアプレーは自然と身につく。(1)ルールを守る(2)審判の指示に従う(3)相手をリスペクトすることがスポーツマンシップ。子どもたちには、それを学んでほしい」と話した。