日本勢で唯一、勝ち残る鹿島アントラーズが後半ロスタイムのゴールで水原(韓国)を3-2で下して、ホームで先勝した。クラブ初の準決勝第1戦は立ち上がりに2失点したが、後半39分に追いつくと、同48分に今季復帰したDF内田篤人(30)が鹿島で8年半ぶりとなる劇的な逆転弾を放った。

◆鹿島の決勝進出の行方 鹿島は24日の準決勝、アウェーでの第2戦に引き分け以上で決勝進出が決まる。3得点以上の1点差負けでも、アウェーゴール数の差(鹿島3以上、水原2)で決勝進出となる。2-3で負けると、前後半各15分の延長戦に突入し、決着がつかなければPK戦で勝者を決める。0-1、1-2、2点差以上での負けは敗退となる。