夏のインターハイ準優勝の桐光学園が三浦学苑を3-0で破り、2年ぶり11度目の出場権を獲得した。

U-16日本代表のエースとして9月から10月にかけて行われたアジア選手権に優勝し、MVPにも輝いたFW西川潤(2年)がスーパープレーを披露。前半26分に敵陣中央からドリブルで3人を振り切り、左足で先制ゴールを奪った。

後半31分にもドリブルで一瞬にして局面を打開し、スルーパスでチーム3点目をアシスト。準決勝の東海大相模戦でも1得点3アシストと全得点に絡む活躍だったが、この日も引き続き異次元ともいえるプレーを次々と見せた。

利き足は左。180センチの長身に高いボールテクニック、ランニング能力にも優れ、「和製ベイル」とも表現される攻撃の万能選手だ。既にJクラブによる争奪戦も始まっており、冬の全国舞台でも注目を一身に集めそうだ。