鹿島アントラーズが今季2度目の試合前々日非公開練習を実施した。

リーグ仙台戦(20日、カシマ)の前々日にあたる18日の練習を、急きょ非公開とした。2週間前の名古屋戦前々日に非公開練習を行い、逆転勝利したことを受けての験担ぎか? と思われたが、大岩監督は「芝生の状態(確認)と、ちょっとピッチの中で緩いところがあるから」と説明。締まった雰囲気の中で、強度の高い紅白戦を行った模様だ。

前節東京戦は3失点で大敗。選手らは失点場面の映像を見返すなどして反省点を洗い出したといい、口々に「優勝を狙うチームが連敗はできない」と繰り返した。また、3バックをとる仙台の布陣の特徴にも言及。DF町田は「攻撃には優位にポゼッションができるけど、(鹿島が)奪ってから5バックを引かれる前に攻撃してしまえば、かなりスペースもある布陣。そこはうまく突いていきたい」、MF三竿は「(仙台は)変則的なフォーメーションなので、ミスマッチが起こるのは当たり前」と、フォーメーションの隙間を突いていく狙いを明かした。