ベガルタ仙台は26日、ホームでルヴァン杯第2戦・名古屋グランパス戦を迎える。アウェーでの第1戦は0-2で敗れており、失点は命取りになる。この窮地を救えるのは、MF梁勇基(37)のベテラン力と見る。

仙台一筋、今季で16年目のレジェンド梁は同杯で全7試合に出場し1ゴール。しかし、リーグでは8試合で計172分の出場にとどまり、最後にピッチに立ったのは2カ月前の鹿島アントラーズ戦だ。梁は敵地での第1戦を「チャンスがなかったわけではないが、つなぎの部分でミスが多かった」と振り返る。第2戦は「みんなでサポートし、いいポジションを取ってボールを前に運びたい」と慎重に0に抑えながら先制点を狙う。仙台の10番が流れの中から、セットプレーでゴールを演出すれば突破がぐっと近づく。チームもホームでは公式戦7戦無敗と絶好調。相性の良さを追い風に、ミラクルを起こしてみせる。