アルビレックス新潟が勝利を逃した。レノファ山口と2-2で引き分けた。FWレオナルド(22)が今季自身初の1試合2得点で、通算10得点の大台に乗せた。0-1の後半11分に同点弾、同31分に一時勝ち越しのゴールを決めた。だが、後半ロスタイム、混戦から山口のFW工藤壮人(29)に同点ゴールを決められた。

レオナルドの同点ゴールはMF戸嶋祥郎(23)の縦パスに合わせ相手守備の裏に抜け、左足で決めた。2点目はFW矢野貴章(35)、MFフランシス(29)とつないだボールをゴール正面に走り込んで右足を一閃(いっせん)。1試合複数得点は新潟に移籍後初で、J3鳥取に所属した昨季の第29節福島戦でハットトリックを記録して以来だ。

後半3分、コーナーキックのこぼれ球を山口のFW山下敬大(23)に決められ、先制された。前節横浜FC戦もセットプレー絡みで2失点した。課題は残り、勝ち点3も奪えなかった。それでも最後まで諦めない姿勢で勝ち点1を手にした。