名古屋グランパスは23日、風間八宏監督(57)の契約解除とイタリア人のマッシモ・フィッカデンティ氏(51)の監督就任を発表した。

風間監督はJ2に陥落した直後の17年1月に監督就任。1シーズンでJ1復帰に導いたが、昨季も最終戦でJ1残留、今季も残り8試合で降格圏まで勝ち点4差の11位と低迷していた。

フィッカデンティ氏は日本代表DF長友佑都(33)が初めて海外移籍したイタリアのチェゼーナで指揮を執っていたことで知られ、その後、FC東京、サガン鳥栖で監督を務めた。クラブを通して「攻守一体の攻撃サッカーで、したたかに勝利を追い求め、試合の中で起こりうるあらゆる状況に対応できる、そして最後まで戦い抜くスピリットを持ち合わせたチームを作ります」とコメントした。