日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長(62)が、浦和レッズのクラブとしての気概をたたえた。決勝戦をスタンドで観戦後、報道陣に対応。「ここまでしっかりとチームを決勝まで導いた大槻監督、コーチ、(期待に)応えて素晴らしい試合をここまでしてきた選手たち、何よりもこのアジアナンバーワンの雰囲気をつくってくれたサポーターの方々に感謝したい」とねぎらった。

Jリーグ勢の3連覇はついえたが「勝負は時の運なので、負けることも勝つこともあって、それを受け入れる姿勢を持たなければいけない。残念ながら今日はこういう結果に終わったということですが、間違いなく浦和というクラブが世界を目指すんだという意識をもって、それが大きくなっているのを示してくれた試合だったと思っている。こういう文化を大切にして、Jリーグのチームが毎年ファイナルにくる、世界に羽ばたく、そういうような環境を我々も全力でサポートしなければいけないとあらためて思いました」と誓った。