J1清水エスパルスは12日、静岡市内で練習を再開した。

勝ってJ1残留を決めたチームは7日のリーグ鳥栖戦から4日間のリフレッシュ休暇。21日の天皇杯準決勝ヴィッセル神戸戦(ノエスタ、午後2時)に備え、オフ明け初日は約1時間半のメニューで汗を流した。篠田善之監督(48)は「いろいろ痛めている人もいる。ここから徐々に上げていきたい」。FWドウグラス(31)はこの日別メニューだったが、出場について指揮官は「問題ない」と強調した。

リフレッシュした選手たちも軽快な動きを披露。残留が懸かっていたリーグ終盤戦の重圧からも解放された。篠田監督は「残留を決めた時のように、次も強い気持ちを持ってやれば崩されることはない」。苦しい経験を乗り越えたことで結束力も高まった。チーム共通の目標は残留から優勝に変わった。次は頂点を目指して戦う。【神谷亮磨】