湘南ベルマーレは14日、同日のJ2徳島ヴォルティスとのJ1参入プレーオフ決定戦で引き分け、残留に導いた浮嶋敏監督(52)の続投を発表した。

浮嶋監督はクラブを通じ「引き続き監督を務めることとなりました。湘南ベルマーレとして初の3シーズン連続でのJ1の舞台で戦えることを光栄に思っております。攻撃的なチームを作っていけるよう、ベストを尽くします」とコメントした。

浮嶋監督は、湘南の下部組織を統括していたが、曹貴裁前監督のパワハラ疑惑が浮上し、同前監督が10月3日にパワハラ認定の調査結果が出て退任すると、同19日の横浜F・マリノス戦で監督に就任。横浜戦から3連敗と苦しむも、0-1で敗れた11月9日のセレッソ大阪戦で、GKを秋元陽太から富居大樹に変えるなどてこ入れを施した。同23日のFC東京戦に1-1と引き分けると、同30日のサンフレッチェ広島戦に1-0で勝ち、7日の最終節松本山雅FC戦は1-1で引き分け、J1参入プレーオフに回ることとなったが、ラスト3戦は無敗とチームを立て直した。