サッカーなでしこリーグ1部の日テレ・ベレーザは20日、都内で新体制発表会を行い、チーム名称を「日テレ・東京ヴェルディベレーザ」に変更することを発表した。同時にチームエンブレム、ロゴも変更される。

今回の変更は、創立51年目を迎える東京ヴェルディが今季から世界的なマーケティング戦略の一環でエンブレム変更を行うことに沿ったもの。クラブによると、ヴェルディファミリーとして世界的規模のマーケットでブランドを広げていくため、日テレにも東京ヴェルディの名を冠することになったという。デザインは昨年発表された東京ヴェルディの新エンブレムとロゴに「日テレBELEZA」の文字を足したものとなる。

発表会に登壇した東京ヴェルディの羽生英之社長は日テレの名称変更について「東京のチームであるということと、ヴェルディのブランドで世界戦略を戦うということで、こうした名前に変えさせていただきます」と説明した。女子サッカー界では21年からプロリーグが新設されることにも触れ「もちろん私たちベレーザも新リーグにぜひ参加したいと思っています。そういう意味では、なでしこリーグは今年が最後のシーズンです。そして来年がプロリーグの最初のシーズン。今年と来年のタイトルをとることはすごく大きな意味があります。ですから、あと2年、もちろんその先もですが、リーグ戦のタイトルは絶対にとりたいと思っています」と意気込んだ。

また、今回の変更に伴い、日テレの下部組織である日テレ・メニーナも「日テレ・東京ヴェルディメニーナ」、日テレ・メニーナ・セリアスは「日テレ・東京ヴェルディセリアス」へと名称変更する。