23年女子W杯の招致を目指す日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長(62)は27日、国際サッカー連盟(FIFA)の4日間の視察へのアピールに手応えを示した。

24日から4日間、5人の視察団が京都、吹田、埼玉、国立の4スタジアムや練習場、宿泊施設などをチェック。最終日のこの日は抽選会場候補の両国国技館を視察した。田嶋会長は「無事に終わりました。スタジアムがみんな良かったと驚いている。訴えられるところは訴えました。あるものでうそはつかず、誠実にやったつもりです」と語った。

立候補国は日本のほかブラジル、コロンビア、共催を目指すオーストラリアとニュージーランドの4カ国で、6月の理事会で決定する予定。