名古屋グランパスが前半に挙げた1点を守り切った。MF阿部浩之(30)が前半4分、左足でゴール左隅に先制点。川崎フロンターレから今季移籍してきた元日本代表の阿部は、主にFWの位置にいながら臨機応変にトップ下や左サイド、3列目まで下がって縦横無尽にプレー。名古屋の攻撃を操った。

名古屋は、前半終了間際も相手バックパスのミスからFW前田直輝(25)が決定機を迎えたが、シュートはゴール左に外れた。その後も追加点は奪えなかった。

横浜FCは53歳のカズことFW三浦知良が遠征には同行しなかった。前半はMF中村俊輔(41)が3本のCKを蹴るなど、何度かゴール前に攻め込んだが無得点。後半開始早々、FW一美和成(22)が右ダイレクトボレーを放つもゴール左へ外れた。その後は中盤を支配する時間が増えたが、最後までゴールできなかった。

ともに主力選手中心で臨んだこの試合は一般非公開で行われ、DAZN(ダ・ゾーン)で無料生配信された。