アジア・サッカー連盟(AFC)は、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)における日本の「レジェンド」として5人を紹介している。その上で「お気に入りの選手は?」と投票を実施中だ。

その5人は阿部勇樹(浦和レッズ)、遠藤保仁(ガンバ大阪)、興梠慎三(浦和)、中村憲剛(川崎フロンターレ)の現役4人に、引退した小笠原満男(鹿島アントラーズ)。

投票は24日まで実施予定で、19日の午後1時現在の投票率は以下の通り。

1位 遠藤 保仁 44%

2位 阿部 勇樹 37%

3位 興梠 慎三 13%

4位 小笠原満男 4%

5位 中村 憲剛 3%

◆遠藤保仁 AFCは「クラブと代表でレジェンド」と紹介。08年に優勝したが、その年のG大阪は1次リーグから12戦負けなしだった。浦和との準決勝2試合で2得点、アデレード(オーストラリア)との決勝でも第1戦で1得点。

◆阿部勇樹 07、17年に浦和で2度優勝。07年のセパハン(イラン)との決勝第2戦では1ゴールを決めたが、AFCはこれを「最も印象的」とし、阿部は日本勢初優勝に貢献。17年にも主将として優勝。

◆興梠慎三 鹿島時代の08年に大会初出場。以降は9大会に出場し、全ての大会でゴール。17年に浦和で優勝。大会通算26得点で「ACLの日本人最多得点者」となっている。

◆小笠原満男 18年に優勝し、同年引退。AFCは「キャリアの終わりをACL優勝で飾った姿は忘れられない」としている。

◆中村憲剛 7大会に出場。優勝の経験はないが、AFCは「彼のクオリティーは疑いようもない」と紹介している。

なお、同連盟は14日に新型コロナウイルスの影響で5、6月に予定されていたACLなど全ての試合、大会を延期すると発表。今季のACLには横浜、神戸、東京が出場している。