4日のコンサドーレ札幌戦でJ1デビューした横浜FCのDF星キョーワン(23)が6日、オンラインで取材に応じた。コンゴ人の父を持ち、駒大から今季加入。第2節でスタメンに抜てきされ、下平監督からは「80点ぐらいあげてもいい」と評価された。星は「自分的にすごいチャンスをいただいて。結果がでなかったのは悔しい」としながらも、同じ大卒新人のMF瀬古、MF松尾が既に先発していたことを挙げ「2人に対する悔しさはあった。そこに追いつき追い越したいと思っていた。とりあえず出場の面でスタートラインに立てたのはよかった」と振り返った。

矢板中央高、駒大で鍛えた1対1の強さとスピードが武器。J1デビュー戦で元イングランド代表の札幌FWジェイと対峙(たいじ)し「ジェイ選手には勝てなかったけど、スピードや対人はいくつか、手応えあるシーンがあった。自分の長所が自分の生きる道。課題のビルドアップももちろん、長所を伸ばしながら勝負できるように頑張りたい」と意欲を話した。【岩田千代巳】