モンテディオ山形のルーキーFW高橋潤哉(23)がJデビュー戦で初ゴールを決めた。

1-3とビハインドの後半開始からFW大槻周平(31)に代わって登場。「デビューの緊張より、2点差だったので点をとりたいという気持ちの方が強かった」とストライカーの本能を発揮。ロスタイムにMF南秀仁(27)の左からの折り返しを右足で合わせた。

「ほとんど秀仁君のゴールで自分は押し込むだけだった」と敗れたこともあり、記念ゴールにもおごることはなかった。

秋田出身で山形ユースから駒大を経て戻ってきた。山形の下部組織出身選手のゴールは、14年6月21日の讃岐戦の秋葉勝(36=山形ジュニアユース村山コーチ)以来約6年ぶり。

「自分の価値は得点力。1点をとれたのはよかったけど、チームが勝つためのゴールをとらないと」と向上心にあふれていた。