プレナスなでしこリーグ1部のノジマステラ神奈川相模原は5日、来年9月から開幕する女子プロリーグ「WEリーグ」への入会申請を行ったことを発表した。

募集は7月末で締め切られており、8月1日に同リーグの岡島喜久子チェア(代表理事)が17団体から申請があったことを明かしていた。

12年に発足したノジマステラは16年に2部優勝を果たし、17年から1部に参戦していた。深井正吉代表取締役はクラブを通じ「弊クラブは、WEリーグの理念である『夢や生き方の多様性にあふれ、1人1人が輝く社会の実現・発展』に賛同し共に貢献すべく、WEリーグへの加盟申請を行いました」とコメントを発表した。

女性活躍社会を推進するWEリーグについては「女性が活躍できる新たな社会フィールドの創設と、女性パワーの最大化に、女子サッカーがさらに力を発揮させて頂ける事は私達の大きな喜びでもあります」と語り、「新たな使命に参加できるよう、地域の皆さまと歩んできた『人創り』『街創り』『元気創り』の活動を続け、皆さまのご声援を胸に優勝への道を戦って参りたく存じます。ご支援賜りますよう、どうかよろしくお願い申し上げます」とつづった。

WEリーグは、なでしこリーグの上位に位置するプロリーグとして開幕し、国内の男女を通じて初の秋春制を採用する。INAC神戸レオネッサやマイナビベガルタ仙台レディースら1部チームのほか、新たに女子チームを持つJリーグのサンフレッチェ広島などが申請を行っており、審査を経て初年度は6~10チームで開始予定となっている。

【松尾幸之介】