J1清水エスパルスは、8日のコンサドーレ札幌戦と19日の横浜F・マリノス戦で、アジア戦略の一環としてタイ向けのプロモーションを実施する。

両試合で清水の全選手が、背面の選手名がタイ語表記のユニホームを着用。さらに遠隔応援システム「リモートチアラー」を活用したタイ国内からのリモート応援や、場内看板でタイ語でのクラブPRを行う。

タイ国内の認知度アップとファン獲得が狙い。現在、Jリーグ全体で5人のタイ国籍選手が所属しており、注目度が高まっている。清水には同国代表FWティーラシン(32)が今季加入。札幌にはMFチャナティップ(26)、GKカウィン(30)。横浜にはDFティーラトン(30)が在籍している。同郷対決の可能性もあることから、札幌と横浜の協力を得て、プロモーションが可能になった。

清水は毎年12月に社会貢献活動の一環でタイ国内でのサッカー教室を行うなど、交流を深めている。【古地真隆】