J2徳島ヴォルティスは8日午後1時すぎ、公式ホームページにて、同日のホームでのV・ファーレン長崎戦(午後7時、鳴門大塚)について予定通り開催すると発表した。

クラブ内から新型コロナウイルスの感染者を出した影響で、午前10時の時点ではJリーグとの協議で結論が出ていなかった。試合開始6時間前にようやく開催が決まった。

公式ホームページとは別に、公式ツイッターでは「本試合の開催が決定いたしましたのでお知らせいたします。新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策を徹底し、安心・安全な試合運営に努めて参ります」と報告した。

クラブ内からMF藤原志龍(19)が、新型コロナウイルスに感染したことを6日に発表。それを受けて同日に、保健所の指示で藤原の濃厚接触者とされた2人と、クラブ独自で選手やチーム関係者49人にPCR検査を実施した。その結果、2人とそれ以外の選手、スタッフからも陽性反応は確認されなかったが、判定不能により1人が再検査の対象となっていた。

クラブは「1人の再検査結果は本日の試合開始時刻前後に判明する可能性が高く、再検査の対象者とその濃厚接触が疑われる者については、大事をとって自宅待機としております。また陽性反応が確認された藤原志龍選手は病院にて経過観察を行っており、その濃厚接触者2人については自宅待機としております。以上の対応をもって、本日の試合を予定どおり開催することが決定されました」と説明している。