J1自動昇格圏2位のアビスパ福岡FW遠野大弥(21)が、次節ファジアーノ岡山戦(12月2日、ピカスタ)の必勝を誓った。11月30日の練習後、オンラインで取材に応じ「次の試合も先制し1-0じゃなく3-0で勝利したい」と気合十分だ。

ここまでチーム最多タイ8得点でけん引してきた。だが、11月1日磐田戦の得点を最後にゴールが遠く、「技術不足や判断不足など全てにおいて最近劣っているので、決定力の部分をどれだけ意識高く上げるかが課題」と言い、試練と向き合っている。

それでも、29日のホーム大宮アルディージャ戦で攻撃の要として3試合ぶりの勝利に貢献。「クロスからの入りは、練習で何度も何度も繰り返しましたし、ゴール前でのコンビネーションだったりも少しずつ良くなっている」と光明も見いだしつつある。

期限付き移籍元の川崎FがJ1制覇、母校の藤枝明誠(静岡)が全国高校選手権に4年ぶりに出場することもモチベーションで「刺激を受けている。残り5試合自分ができることをやっていくだけ」と闘志を燃やした。