なでしこリーグのINAC神戸が2日、神戸市内で大体大と練習試合を行い6-0で快勝した。
先月28日の練習試合・バニーズ京都戦で左膝の故障から実戦復帰したFW京川舞(22)が、2試合連続のボランチでフル出場。慣れないポジションに「難しいです」と苦笑いしながらも、新たな可能性にチャレンジしている。
この日の試合では、前半にFW道上とMF仲田がゴール。後半には4得点でたたみかけた。現在のチームはリオデジャネイロ五輪予選を戦うなでしこジャパンに7人、韓国代表に1人、U-23日本代表スペイン遠征に2人を送り出し、フィールドプレーヤーは9人。大体大戦も2人の練習生を加えるギリギリの状況で、底上げを図っている。
京川は宮城・常盤木学園時代から注目を集めるストライカー。ボランチとして周囲の生かし方に悩むが、松田監督は「去年はサイドからスルスルと(ゴール前に)出てきた。ボランチでも同じように、後ろからスルスルと行ったらいい。(パスを)散らさなくても、京川のボランチ像を作ったらいい」と型にはまらないプレーを期待する。適性次第では「ないことはないよね」と、リーグ戦本番でのコンバートも視野に入れる。
現在の女子サッカー界は五輪予選まっただ中。その裏で故障明けの京川は「INACのレギュラーとして結果を残したら(代表入りの)チャンスがある。今回入れなかったのも準備不足。自信もなくはない」とひそかに闘志を燃やす。リーグ開幕戦は今月26日の大阪高槻戦(ノエスタ)。逆襲への準備が着々と進んでいる。