<J1:神戸6-3新潟>◇第1ステージ第2節◇5日◇ノエスタ
新潟は神戸に敗れ、09年以来の開幕2連勝はならなかった。前半9分、45分に失点して劣勢に立たされる中、前半ロスタイムにFW指宿洋史(25)がゴール。後半にはFWラファエル・シルバ(23)の2得点で一時はリードしたが、その後、神戸に勝ち越しを許した。新潟は次節、第3節(12日)のホーム開幕戦で横浜と対戦する。
新潟はしぶとさを存分にみせつけた。それでも勝ち点ゲットはならなかった。
2点リードされてからの猛攻だった。前半終了間際、MF加藤大(24)の左からのコーナーキックをDFコルテース(28)が頭で落とす。ファーに走り込んだ指宿が反応して、右足でたたき込んだ。
1-2の後半4分、コルテースの左からのクロスを、ラファエル・シルバがヘディングで押し込んで同点に。開幕の湘南戦に続く2試合連続ゴールを奪った。さらにラファエル・シルバは15分、加藤のクロスを右サイドに走り込んでボレーシュート。3-2とリードを奪った。
だが、その後にたたみ掛けられた。22分に神戸FWレアンドロ(31)のゴールで追いつかれると、後半途中出場のFWペドロ・ジュニオール(29)に24分、28分と立て続けに決められた。40分にはDF相馬崇人(34)にこの試合2得点目を許した。
ビハインドで迎えた後半、布陣を4-1-4-1から4-4-2に変更。その直後のラファエル・シルバの同点弾。「絶対にあきらめるな」。ハーフタイムでそう言って選手を送り出した吉田達磨監督(41)の采配が的中し、一時はリードを奪った。それだけに守備が持ちこたえられなかったことに、悔いが残った。
7年ぶりの開幕2連勝はならなかった。吉田監督が柏の下部組織指導者、強化スタッフだった09年から14年、監督だったのが神戸のネルシーニョ監督(65)。手の内を知り尽くした知将の前に敗れはしたが、開幕の湘南戦で白星発進をした勢いは続いていた。「開幕戦はただの34分の1になった」。チーム全体が気持ちを切り替えて、第3節(12日)のホーム開幕戦、横浜戦に臨む。