G大阪本拠で公式戦5連敗…流血宇佐美が責任痛感

G大阪対川崎F 前半、ゴール前で交錯したG大阪FW宇佐美は口元から流血(撮影・築山幸雄)

<明治安田生命J1:G大阪0-1川崎F>◇第1ステージ第9節◇29日◇吹田スタ

 G大阪がホームで公式戦5連敗となった。新本拠地では公式戦8試合を終えて、1勝1分け6敗と“鬼門”となっている。エースのFW宇佐美貴史(23)もいまだ新本拠地では不発で勝利に導けなかった。

 チームとしてもシュート13本を放ち、CKも13本。後半は押し込む時間帯もあったが、1点が遠かった。

 長谷川健太監督(50)は「なかなか最後、決め切ることができないのが悔しくて仕方ない。本当に申し訳ない」。宇佐美は「最後のアイデアを振り絞ってやる必要がある。意表を突くプレーが出てくれば。後ろ(DF陣)が1点に抑えてくれているんだから、前(FW陣)が2点、3点取っていかないといけない」と責任を感じていた。