仙台ドロー17位後退…富田先制ヘッドも「悔しい」

後半25分、ヘディングで先制ゴールを決める仙台MF富田。右は川崎F・GKチョン・ソンリョン(撮影・江口和貴)

<明治安田生命J1:川崎F1-1仙台>◇第1ステージ第10節◇4日◇等々力

 仙台は川崎Fと引き分け、リーグ7戦勝ちなしとなり、17位に後退した。

 0-0の後半25分、MF野沢拓也(34)クロスにMF富田晋伍(29)が頭で合わせ先制したが、直後に追いつかれた。J初となるヘディング弾を決めた富田は「ゴール前にスペースがあったので思い切って入った。拓さん(野沢)を信じていた。良いボールが来たので決められて良かった」。しかし、「勝って終わりたかった。悔しい」と唇をかんだ。

 渡辺晋監督(42)は「勝ち点3を取って前進、前進と進みたいが…。次のホーム福岡戦へ向け前向きにポジティブに捉えやっていく」と切り替えていた。