「脱1-0」で首位奪回を目指す。J2札幌は今日15日、アウェーで水戸と対戦する。勝てば首位町田、2位C大阪の結果次第で首位再浮上の可能性がある。最近3戦は1-0の辛勝も、四方田修平監督(43)は「前後半通じて常に前線で圧力をかける怖さを出せる流れに持っていきたい」と、先制後も畳みかけるサッカーで、順位もチーム力も引き上げる。
確実に白星を仕留める集団へと進化させる。そのためにまず先発、ベンチ構成の微調整が加えられた。最近4戦2発と好調なFW内村はベンチスタート。四方田監督は「先取点を取った後も、守備を固めながら効率的に追加点を取るのが理想」と言う。天才小野に、俊足イルファンも控える豪華で攻撃的ベンチメンバーを駆使し2、3点と引き離す展開での4連勝を狙う。
札幌は15得点のうち前半はリーグ最多の12点。だが後半は、16位山形、21位長崎、3試合中断中の14位熊本と並ぶワーストタイの3点止まり。最少得点差で逃げ切るのは精神的にも体力的にも負担が大きく、四方田流「後半改革」で、90分通し優位に試合を運べる戦いを、身に付けていく。
「守りを固めながらも点につなげる努力は必要」と先発都倉。切り札の内村も「チーム全体で前に出る意識がないと、マークがずれないし、チャンスも増えない」と危機感を抱く。好調な今のうちにプチ修正し、J1昇格へのレールを敷いていく。【永野高輔】