C大阪4戦ぶり勝利、逆転で岡山との上位対決制す

後半、ゴールを決めたC大阪MF山村(中央)はイレブンと喜び合う(撮影・築山幸雄)

<明治安田生命J2:C大阪2-1岡山>◇第15節◇28日◇ヤンマー

 C大阪と岡山との上位対決は、C大阪が制した。

 まずは岡山が主導権を握った。いきなりU-23(23歳以下)日本代表候補のFW豊川が見せた。4試合ぶり先発で前半13分、相手DFからボールを奪った豊川は素早いドリブルでペナルティーエリアまで持ち込むと右足を振り抜いた。鋭いシュートは、ゴール左に突き刺さり先制。今季3点目を挙げた。豊川は、U-23代表のガーナとの親善試合(11日)に選出されていたが、直前の長崎戦で左肩を打撲し辞退。今回のトゥーロン国際の招集も見送られていた。

 しかし、C大阪もすぐさま反撃する。同31分。移籍後初先発のMF清原が、MF扇原の左クロスに合わせて同点とした。さらに後半18分、DF松田の右クロスにMF山村が頭で合わせて勝ち越しに成功。ホームでは4月3日千葉戦以来、4試合ぶりの勝利を挙げた。