仙台ブラジル人コンビで敵地引き分け、ジオゴ初出場

前半36分、奥埜(左)からのパスを受けゴールを決めるFWウイルソン(撮影・島根純)

<明治安田生命J1:福岡1-1仙台>◇第2ステージ第6節◇30日◇レベスタ

 ブラジル人コンビの活躍で敵地で勝ち点1を挙げた。涼しい仙台と違い、汗がしたたり落ちる福岡の気温は29度。それでも前半36分、FWウイルソン(31)がMF奧埜からのパスをダイレクトで右足でズドン。爽快なゴールは自身4年ぶりの3戦連発弾となった。「このまま続けていきたいね。コンビネーションの練習はしてきたから、試合で結果が出たのはチームが上昇中というのを示している。もっともっとゴールを決めたい」と喜んだ。

 後半30分からはMFパブロ・ジオゴ(23)がリーグ初出場。7月に加入してきたばかりだが、持ち前の加速力で好機を演出した。「ベガルタのユニホームを着て早くプレーしたかった。仙台と比べて暑いと感じたが、自分にとっては問題ない」と暑さを苦にせず、気を吐いた。