浦和李忠成「押し込むだけでした」2戦連発もサラリ

甲府対浦和 前半、ゴールを決めアシストした高木のもとへ駆け寄る浦和FW李忠成(撮影・下田雄一)

<明治安田生命J1:甲府0-2浦和>◇第2ステージ第6節◇30日◇中銀スタ

 浦和FW李忠成(30)が、2戦連続得点で難敵甲府にとどめをさした。

 前半終了間際、MF高木の左クロスを、得意の左足ジャンピングボレーで決めた。

 「ウガ(宇賀神)のパスとトシ(高木)のクロスがすべて。僕はただ押し込むだけでした。ボレーは自分の形ですから」とサラリ。前節鹿島戦でも途中出場で2得点し、逆転勝利の立役者に。FW興梠が五輪出場のため不在の夏だが、背番号20がチームを力強く引っ張る。