<明治安田生命J1:名古屋0-2浦和>◇第2ステージ第8節◇13日◇豊田
浦和MF柏木陽介(28)が「45分」できっちり仕事をした。前半44分、MF武藤に見事な縦パスを通し、決勝点をアシスト。直後に前半終了の笛を聞くと、そのままベンチに退いた。
「変ななところに負担がかかっていたから、この試合は無理はできんと思っていた。だから、出ている間に必ず試合を決めようと」
前節湘南戦では、後半に左の足の裏の皮がめくれた。足を地面につくだけで激痛が走ったが、それでも90分間走りきった。今週も半ばまでは全体練習に合流できず、じっと回復を待つしかなかった。
調整不足に加え「左足をかばった分、身体が変な張り方をしとる」とやや身体のバランスも失った。90分はとても持たない。「フィーリングもイマイチ」とキックの精度も欠いた。それでも次節、年間勝ち点首位の川崎Fとの直接対決を前に、チームの勢いをそぐようなことはできなかった。
限られた時間の中で、必ず結果を出す-。前半終了寸前に、思いはパスに乗り移った。「仕事はできた。あと15分くらいできたけど、代わりに出た青木も調子いいし、今日は無理することはないと思った。後は次に向けて、ちゃんと身体のバランスを整えんといかんね」。試合後の取材対応を終えると「川崎Fの試合を見んとあかん」と、浦和より1時間後にキックオフした鳥栖対川崎Fの試合をネット中継でチェックするべく、足早にチームバスに向かった。