浦和連敗、速攻食らった 敵地神戸戦は2分け6敗

神戸に敗れ、うつむきながらあいさつする浦和イレブン(撮影・奥田泰也)

<明治安田生命J1:神戸2-1浦和>◇第2ステージ第10節◇27日◇ノエスタ

 浦和は苦手のアウェー神戸戦に敗れ、痛いリーグ戦2連敗となった。前半33分には縦パスを奪われると、3秒足らずで前線フリーのFWペドロ・ジュニオールにつながれ、先制点を許した。後半9分にもMFニウトンのドリブル突破、ペドロ・ジュニオールの抜け出しで決定機をつくられ、MF渡辺に決められた。

 決定機の数では上回ったが、縦パスで攻撃のスイッチを入れる瞬間を狙った、抜け目ないカウンター攻撃にやられた。MF柏木は「前線にブラジル人FW2人が残っているので、単純なクリアが彼らにつながってピンチに…。もっと相手にボールを持たせたりする試合運びも必要だった」と反省。

 これでアウェー神戸戦は最近8戦で2分け6敗。相性の悪さを払しょくできず年間勝ち点首位の川崎Fとの差を縮められなかった。